省略名 | 品質管理 |
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状態 | 完了 |
カテゴリ |
工場連携 (10003) 工場間でデータ形式がそろえば |
作成日 | |
作成ワーキンググループ | 品質データのトレーサビリティ(ラズパイとクラウドを使ったIoT) |
圧延を扱っている。圧延というのは、トイレットペーパーが金属になっているイメージ。
お客様から受注して生産するので、一品一様である。引き当てたものを工程に流す。
データは、原材料、工程表(複数工程がある)、指示書、チェックシ-トシート、日報。
現状は主にパソコンに入力したり、紙で収集したりしている。
最終的に出荷検査で検査員が検査するが、製品がコイル状になっているため、巻だしと巻き終わりを検査し、その結果をもって全体を保証する。
ロールメーカーの多くはこういった保証方法になっているのではないか。その後、お客様のところに届けるが、検査でひっかかったり、お客様から不具合品ではないかと問い合わせが着たりすると、トレサビが発生する。
現状は、独立したものを1工程ずつ探している。1つであれば問題ないが、10や100になると探しにくい。
一元管理したい。
また、困りごとにもあるように、膨大なデータを扱うことになるので、専用のサーバの投資が必要である。
品質管理としては有効だが、投資効果としては出しにくいのが悩ましい。
品質データとトレサビを紐づけるため、ある1つの工程に注目して、過去の製造履歴などを、安いセンサーでクラウドに上げて解析という一連の流れをどこまで安価に出来るか、会社にとってどんな費用対効果を生むかを検証したい。