省略名 | 1402-B |
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状態 | 完了 |
カテゴリ |
設備連携 (10001) 設備間でデータ形式がそろえば |
作成日 | 2016年2月17日 |
作成ワーキンググループ | 遠隔地のB2Bアフターサービス |
製品の販売後のアフターサービスでは、故障や消耗品トラブルなどの対応と、使い方などの問い合わせへの対応がほとんどである。また、設備として使用する顧客においては、設備の能力を完全に使いこなすことができていないという不満があり、もっと設備を有効活用するようなアフターサービスに期待がよせられている。
しかしながら、設備の利用性を高めていくためには、顧客ごとに設備の稼働情報や周辺環境の情報と顧客の目的情報などの大量データを取得して、それを解析することが必要になってくる。
顧客先の設備の稼働情報や設備周辺の機器からの環境情報をIoTを活用してデータ収集をコールセンターが行い、その集めた稼働/環境データをメーカーが解析を行って、顧客先設備がより最適な運用ができるような装置運用手順や設定条件を提案することを行う。
その提案をコールセンターから顧客に提示して、設備を提案通りに使用することで、設備を含めた顧客先でのモノづくりがより最適に行うことができるようなサービスを提供することである。
海外を含めて、地方への製品の提供は、特に耐久消費財の場合は、その後のメンテナンスやサービス体制が充実しているかどうかで商品の価値が決定する。プリンタービジネスのように、サプライ品で利益をだすようなビジネスモデルでは、サービス網の充実がポイントとなる反面、これは固定費としてある程度の大手でないと立ち行かない。
ベンチャー企業や、スタートアップ企業が、販路を広げるために、こうしたサポートネットワークのインフラを活用し、売れる商品、魅力的な商品であれば、一気にセールスをのばせるようにする。これによって、ユーザ側は、つねに魅力的な商品を手にすることができ、また、そうした商品の売買を介してメーカー側と一時的な接点をもつだけでなく、利用期間をとおして継続的に関われることで、ものづくり側と利用者側のつながりをより密にする。