業務シナリオ

安価に実現するモノの位置管理システム


画像をクリックすると拡大します
省略名 2C02
状態 完了
カテゴリ 設備連携 (10001)
設備間でデータ形式がそろえば
作成日 2016年6月14日
作成ワーキンググループ 安価に実現するモノの位置管理システム

現状と課題

・仕入先から来る部品、部材から次の作業に必要なモノを探している。
・部品収納場所は品番ごとに固定アドレスであり、多品種化によりスペースが足りなくなる為、都度アドレスを再設定しており手間が掛かる。
・部品の進捗状況が(社内加工)分からない為、後工程(組立)にいつ部品が来るかわからない。
・前工程では後工程(組立)の進捗状況が分からない為、どの部品がいつ必要か、優先順位が分からない。
・受注生産品の組立ラインで、場所の空き状況に応じて現場で決めている為、必要部品の出庫場所が分からず出庫に時間を要する。
・部品情報のトラッキングの為タグ等を付けたいが、高温状態や塗装などの理由でタグを付けっ放しにできない。
・部品情報や運搬情報をトラッキング(センシング)するにあたり、システムインテグレーターが違うと方法も違い、導入障壁となる。


解決手段

・タグ等のセンサーを付ける。方式は色々ある(RFID、バーコード、QRコード、ビーコン、等々)が、工場規模、トラッキング対象の数によって、概略のベンチマーク(精度、コスト、長所、短所)を公開する。これによりシステムの選定が行ないやすくなる。
・可能なら方式を統一する。


目指す姿

・全ての部品・部材が認識できる。(モノと情報の完全一致)
・全ての部品、部材がどこにあるか?どの工程にあるか?認識できる。(進捗が分かる)
・前工程、後工程の進捗状況を、即生産計画へ反映させる。(フレキシビリティ)
・生産計画と連動して、倉庫内の部品の納入時期、置き場所、社内工程での製造ライン、出庫場所を自動で指示する。(フレキシビリティ)