業務シナリオ

保全ナレッジ活用による保守/保全の効率化


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省略名 2L01-2
状態 完了
カテゴリ 設備連携 (10001)
設備間でデータ形式がそろえば
作成日 2016年8月5日
作成ワーキンググループ 保全ナレッジ活用による保守/保全の効率化

現状と課題

多種多様な製造設備に対し、設備の故障予防やパフォーマンス維持を目的とした定期保全/消耗品交換/メンテナンス等を行っているが、製造コストの低減が命題の中、これにむけて、その業務の効率化(パフォーマンスを維持できる範囲での極小化、最適化)を行いたい。
これを実現するためには、「情報に基づくカイゼン」を推進する必要があり、保全作業履歴だけでなく経験豊富な保全員のナレッジの見える化、リアルタイムでの装置稼動方法、設備のモデル化情報、在庫情報等との組合せにより最適化を図る必要がある。


解決手段

■保全ナレッジの見える化
・保全作業履歴の活用
・保全ナレッジ(匠の技)の活用
■関連データの活用と紐付
・稼働情報/アラート情報/コンフィグレーション情報の取得
・保全作業履歴/設備のモデル化情報/在庫情報等の取得
・上記関連データの活用と紐付
・サイバー空間上でのモデル構築
■業務効率化に向けた活用/見える化


目指す姿

上記を活用し保全コストの効率化実現することを目指す。具体的には保守回数低減/点検回数低減/点検メニュー改編、作業時間削減/保守人員適正化等により、設備のフォーマンスを維持と保全コストの最小化/最適化が両立できる仕組みを目指す。