業務シナリオ

研削工程における匠の技術の伝承


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省略名 1000
状態 完了
カテゴリ 設備連携 (10001)
設備間でデータ形式がそろえば
作成日
作成ワーキンググループ 人と設備が共に成長する工場ものづくり改革

現状と課題

ワークを高い精度で研削する際には、匠からアドバイスを受けているが、設備の状態や環境に合わせた適切な加工補正値の設定が若手には難しい。
このため、若手は加工作業に時間がかかる。また加工技術の伝承が難しく、人材の育成には 長期間が必要。


解決手段

①設備にセンサを取付け、匠が五感で感じている設備の情報を収集
②アイトラッキングやモーションキャプチャで匠の動きや目線の情報を収集
③匠、若手それぞれの作業と設備の状態をデータ化
④匠の動作と設備の状態を総合的に分析し、匠のノウハウをデジタル化 
 作業者へ状況に応じて最適な操作情報を発信
 作業結果からAI(機械学習)で匠のノウハウをレベルアップ
⑤スマートグラスへ匠のノウハウ情報を表示


目指す姿

・匠の動きと五感をデータ化することで匠のノウハウを 若手に容易に伝えることができ、若手の作業効率も向上する
・匠のノウハウを設備に組み込めれば、やりにくい作業環境を改善できるかも

これらにより、匠の技術を 早期に 伝承することができる