業務シナリオ

品質のリアルタイム管理


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省略名 2E02
状態 完了
カテゴリ 工程連携 (10002)
工程間でデータ形式がそろえば
作成日
作成ワーキンググループ 品質情報のリアルタイム管理

現状と課題

検査工程におけるOK/NG判定が検査担当者の判断に左右される部分が大きい。
工程内の各装置から様々なログデータが吐き出されているが有効活用されていない。
<課題>
①検査機、実装機のデータを活用し、不良原因分析や異常予知を行いたい
②最終検査機のデータを活用し、不良原因分析や検査機の精度向上による目視検査の
 効率化を行いたい
③目視検査による不良判定記録を分析し、最終検査機の精度を向上したい


解決手段

各設備のログデータ(実測値、OK・NG判定データ)をIoTの技術を使いリアルタイムにクラウドへ自動累積する。累積されたデータを、「ものづくりIoTスタータキット」の統計分析機能(クラスタ分析、回帰分析、予測分析)を活用してデータの見える化を行い、各装置の精度向上と検査結果のフィードバックの迅速化を行う。


目指す姿

異常の早期発見
 ・異常発生前に検知できる
 ・検査担当者の判断に左右されない
設備故障による不良発生の予知ができる
蓄積されたデータ分析により不良原因のトレースができる
検査機の精度向上により生産性が上がる