業務シナリオ

不良品に対しての対策の仕組み


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省略名 3A03-1
状態 完了
カテゴリ 工程連携 (10002)
工程間でデータ形式がそろえば
作成日
作成ワーキンググループ BOPを使った製品設計情報と生産技術情報のクラウド連携

現状と課題

現状、工場や客先で不良品が発生したときに解決までに工数と時間がかかる。
それはなぜかというと不良が起きてから、製品設計者、製造、品質保証の担当者が一同に介して分析を行い、原因を振り分けるフェイズと
原因が発見してから担当部門が詳細に調査するフェイズがある。
また詳細調査のときに、過去の担当者がいなくなっていた場合、また1から詳細調査しなければならなければいけない場合もある。
不良が起きたときに発生する上記のフェイズに工数、時間がかかるため、それを何らかの仕組みを使ってスピーディにすることが課題となる


解決手段

製品設計はCAD、工程設計者はBOPといった製品の組立に対したナレッジをすでに持っているので、
不具合が発生した際に、その不具合に対して、どの部品に原因がありそうか、どの工程に原因がありそうかの
視点をあらかじめナレッジデータベース化しておく。


目指す姿

品質保証部門から不良品の発生を受けたときに、全員が分析を行わず、すぐに担当者に原因解析依頼を出せる。
また担当者側もある程度当たりがついているので、詳細分析までの工数が減る。
また過去のナレッジを溜めておけるので、次のラインナップを出すときにも継承ができる。