IVIレターVol.5(2016/5/20)

ハノーバーメッセでのIVI講演

2016年4月25日(月)~29日(金)に、ドイツ・ハノーバー国際見本市会場で開催されたハノーバメッセ2016。世界最大の産業専門展示会と呼ばれ、最新の産業技術・製品が一堂に会します。今年は世界から19万人が来場したそうです。 ハノーバーメッセ2016で西岡理事長は“Industrie 4.0 meets the Industrial Internet”の中で講演を行いました。 2015年度の活動の成果である20の業務シナリオプロジェクトの紹介、そして、ドイツ、アメリカのイニシアティブ活動に対して、IVIでは人の知恵が価値を創造し、協調領域と競争領域を意識した活動を推進していく、などと講演しました。 “Industrial Value Chain Initiative (IVI) – A Japanese contribution to smart manufacturing” ハノーバーメッセの中のオープンスペースでの講演でしたが満席でドイツでも高い注目を集め、今後の海外パブリシティ活動の第一歩を踏み出しました。 西岡先生の講演の様子@ハノーバーメッセ2016 講演する西岡理事長 CIMG6525 講演プログラム キャプチャ IVIの業務シナリオプロジェクト キャプチャ ドイツ、アメリカのイニシアティブとIVI CIMG6605 西岡理事長とIVI会員との記念撮影


ドイツ技術科学アカデミー カガーマン会長と会見

技術的観点から将来の課題に対して提言を行うドイツ技術科学アカデミー(通称アカテック・Achatech)の会長であり、SAPの元会長兼CEOでもあるヘンニヒ・カガーマン。ドイツでのインダストリー4.0の活動は、2011年にカガーマンなど3 人が発表した「第4の産業革命宣言」から始まりました。 西岡理事長は、カガーマンと会見を行い、日本でのIVIでの活動を説明。 日独連携の活動につなげられるカウンターパーソンを紹介いただけることとなりました。 キャプチャ1 カガーマン会長と西岡理事長


IVIシンポジウムのプレアナウンス(6月17日)

6月17日(金)の13:00から、東京ビックサイトで公開シンポジウムを開催します。シンポジウムはIVI会員以外の方にも広くご参加いただけます。 今回は公開シンポジウムでは法人化のご報告、そして、2015年度の活動成果である業務シナリオWGの中から「つながるものづくりアワード2016」の表彰を行います。 「つながるものづくりアワード2016」は、2015年度の20の業務シナリオWGから最優秀活動賞、優秀活動賞を選定するものです。一次審査は理事長とIVIビジネス連携委員会で選定、二次審査は諮問表彰委員会(小川紘一委員長)により選定いただく流れです。 講演内容 12:30 受付開始 13:00 オープニング 13:10 基調講演 IoT社会における日本のものづくり ~ 2016年版ものづくり白書から ~ 経済産業省製造産業局ものづくり政策審議室室長 正田聡様 13:40 2045年の未来から見たものづくり ~ IVIホワイトペーパー2016より 堀水修(IVI幹事会代表幹事:日立製作所) 14:10 表彰&記念プレゼンテーション 最優秀賞1件、優秀賞3~4件 15:00(休憩) 15:10 IVIプラットフォームによるユーザー起点のエコシステム ~日本発のデファクトスタンダードを目指せ!西岡靖之(理事長:プラットフォーム委員長代理) 15:40 2016年度新業務シナリオ ― 新メンバー募集案内 プラットフォームWG ファシリテータ委員長代理) 16:20 国際展開レポート:ハノーバー&ベルリン訪問記 高鹿初子(IVIエバンジェリスト:富士通) 16:40 地方セミナー案内:輝く中小企業の「つながる化」 古賀康隆(地方セミナー委員長:東芝) 16:50 クロージング 宮沢和男(理事:製造科学技術センター) 17:00 (終了) → シンポジウム詳細・参加申込み https://iv-i.org/events/160617.html → 20の業務シナリオ(前回のシンポジウム案内でご確認いただけます) https://iv-i.org/events/160310.html


編集後記 IVI Newsレター担当 高鹿です。 IVI Newsレター 第5号では、ドイツでのIVI関連活動を中心にお届けしました。2016年度はIVIの活動を海外でも広く知ってもらうための活動を進めていきます。 また、6月17日には2016年度の活動を知っていただく公開シンポジウムを開催予定です。これらの活動を通して、IVIの情報を共有してIVIの活動の輪が広がることを期待しています。 これからも皆様に役立つ情報をお届けしていきますので、今後ともご愛顧よろしくお願いします。 発行:インダストリアル・バリューチェーン・イニシアチブ パブリシティ委員会