IoTとコストマネジメントシンポジウムを開催しました。

IVI(Industrial Value Chain Initiative)は、日本原価計算研究学会(会長 尾畑裕、一橋大学大学院商学研究科教授、IVI学術会員)と「IoTとコストマネジメント研究会」を2017年5月に合同で立ち上げ、月に1回のペースで研究会を開催してまいりました。

IoTとコストマネジメント研究会の成果を報告するため、日本原価計算研究学会とIVIの共催により産学連携コストフォーラムを開催しました。

■日時 2018年3月27日(火) 13:30-16:30

■場所 一橋大学一橋講堂

■スケジュール:
13:30-13:40 開会あいさつ 尾畑裕氏(日本原価計算研究学会長)
       趣旨説明   西岡靖之氏(IVI理事長)
13:40−14:05 「IoTデータがコストマネジメントに及ぼす影響」
        尾畑裕氏(一橋大学)
14:10−14:30 「IVIプラットフォームを用いた新たなコストマネジメントの提案」
        西岡靖之氏(法政大学)
14:35−15:20 武州工業における取組
        林英夫氏、町田武範氏(武州工業)
        デモンストレーション・実験結果紹介
15:25−15:50  小島グループでの取り組みの紹介
        兼子邦彦氏、大島啓輔氏(小島プレス工業)
16:00−16:40  パネルディスカッション  座長:尾畑裕氏、
  パネリスト:西岡靖之氏、林英夫氏、大島啓輔氏、
        河合久氏(中央大学)、柊紫乃氏(山形大学)、
        片岡洋人氏(明治大学)、高鹿初子氏(富士通)

  

 

IVIからも多くの会員に参加いただきました。2社の具体的な取組み事例がわかりやすかった、というご意見とともに、さらに収集したIoTデータがどのように経営全体の成果にむすびつくか、IoTとコスト、原価についての研究を進めていって欲しい、など今後への大きな期待がよせられました。

本活動は、2018年度も継続予定です。さらなる活動の成果にご期待ください。

クロスインダストリ委員長 高鹿初子