IVI地域アワード2021発表! 最優秀賞に株式会社ゴールを選出

インダストリアル・バリューチェーン・イニシアティブ(理事長 西岡 靖之 工学博士、以下 IVI )は、2021年度の地域セミナー活動を締めくくるにあたり、 2022年2月24日にIVI地域アワード2021の審査をいたしました。2021年度もコロナ収束にいたらなかったため、多くの地域セミナーはオンライン開催となり、人の動きはかなり制限されましたが、セミナー参加各社は、優れた技術を活用し課題解決に取り組みました。

そうした活動の中から最優秀賞に選出されたのは 、鳥取セミナーに参加された株式会社ゴール様の「画像による作業時間と作業状態の自動判定」です。

「IVI公開シンポジウム 2022-Spring-」では、株式会社ゴール様から受賞事例をご発表いただく予定です。受賞企業と理由については、以下の通りです。

 

<IVI 地域アワード 2021 選考結果>

【最優秀賞】

「画像による作業時間と作業状態の自動判定 」

実施企業:株式会社ゴール 米子工場

主催団体:公益財団法人 鳥取県産業振興機構

受賞理由: システムの目標を立てて開発を行っており、自社のやれる

範囲でトライしてきたことは高く評価できます。また、作業者や伝票番

号と作業時間情報がつながっているところが後の展開にもつながっており、

今後のさらなる効果創出が楽しみな事例です。

 

 

【優秀賞】

「プロジェクト M ~ ストレスフリーで生産効率が良い工場を目指して ~ 」

実施企業:藤工業株式会社

主催団体:公益財団法人 さいたま市産業創造財団

受賞理由:他工場も含めたプロジェクトチームで継続的に改善活動実施しており、

多くの費用対効果が出ていることが素晴らしいです。

従業員の意識改革に繋がっている点も高く評価できます。

 

【優秀賞】

「材料棚LED点灯システム導入による誤出庫防止 」

実施企業:株式会社プリケン

主催団体:公益財団法人 さいたま市産業創造財団

受賞理由:課題から着実に目標設定できています。課題解決に自社の技術を

活用し製作しているため、今後様々なシーンに応用が出来ると感じました。

将来性・広がりに期待できます。

 

【奨励賞】

「磁気カード書き込み工程におけるカード種別正誤判定方法の改善

~文字認識を使ったカード自動判定~」

実施企業:いなばテクノ・エボリューション株式会社

主催団体:公益財団法人 鳥取県産業振興機構

受賞理由:全体的にToDoの手本のような取り組みで素晴らしく、

科学的な解析を行う姿勢は高く評価できます。実装のためには、これから

さらなる実験を重ねる必要がありますが、自前でできることから始めているため

今後の展開が楽しみな事例です。

 

インダストリアル・バリューチェーン・イニシアティブ(IVI)とは

IoT 時代におけるものづくりと IT の融合によって可能となる“つながる”ものづくりを、“ゆるやかな標準”というコンセプトをもとに実現することを目的として 2015 年 6 月 18 日に設立された製造 業を中心としたフォーラムです。IHI、オムロン、川崎重工業、神戸製鋼所、今野製作所、CKD、ジェイテクト、東芝、トヨタ自動車、ニコン、日本電気、パナソニック、日立、ブラザー工業、武州工業、富士通、マツダ、三菱電機、安川電機など国内外で 246社・団体、716名が参加しています。

(正会員:大企業76社、中小企業74社、サポート会員:大企業25社、中小企業52社、実装会員:8社、賛助会員:11団体、2022年2月22日現在)

<本件に関するお問い合わせ先>

〒102-0073 東京都千代田区九段北4-3-28-302

TEL:03-6272-6021

FAX:03-6272-6023

電子メール:office@iv-i.org

インダストリアル・バリューチェーン・イニシアチブ 事務局(担当:鎌田正雄)

ホームページ:https://iv-i.org/

 

<報道機関からのお問い合わせ先>

IVI 事務局 担当:鎌田正雄

電子メール:office@iv-i.org

 

以上