世界的なIoT推進団体のホワイトペーパーにIVIが提唱するCIOFとIVRAが掲載されました

世界的なIoT推進団体インダストリアル・IoT・コンソーシアム(以下 IIC)が2022年8月23日に、グローバルに流通する情報識別のための共通の手法に関するホワイトペーパー「Identification of Information Entities Whitepaper」を公開しました。その中で、IVIが提供するIVRA(インダストリアル・バリューチェーン・リファレンス・アーキテクチャー)およびCIOF(Connected Industries Open Framework、企業間オープン連携フレームワーク)が第8章で紹介されています。
※IVIとIICは2017年にMoUを締結し、共同セミナーなどを実施してきました。

「Identification of Information Entities Whitepaper」は下記よりご確認いただけます。
https://www.iiconsortium.org/wp-content/uploads/sites/2/2022/08/Identification-of-Information-Entities-2022-08-23.pdf

IVRAとは:ゆるやかな標準をベースに日本のものづくりにおける考え方も踏まえたスマートなモノづくりを実現する製造業の構造として「インダストリアル・バリューチェーン・リファレンス・アーキテクチャー(IVRA)」を2016年に発表し、標準化団体で欧米のアーキテクチャーと比較されるなど国際的に認知されています。2018年には、IoTのさらなる普及を念頭に、コンセプトから実践へ、それぞれの製造業が実際にあらたな大きな一歩を踏み出すために必要となる戦略と、具体的なつながるものづくりのグランドデザイン「IVRA-Next」を発表しています。
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CIOFとは:製造業の現場を起点とするデータを、あらかじめ登録されたソフトウェアを介して、特定の取引先や、社外の業務プロセスとダイレクトにつなぐことで、これまで以上に高付加価値な企業間取引を、信頼関係に基づくデータ取引により可能とするためのしくみです。すべてのデータ交換が契約に紐づいている点、データの意味や利用方法を辞書で規定している点、そして認証によってセキュリティを高める点が特徴となっています。
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本件に関するお問合せはIVI事務局(担当:鎌田)までご連絡ください。
office[at]iv-i.org
([at]の部分を@マークに置き換えてください。)