2018年3月1日、IVIは都内にてドイツのバーデン=ヴュルテンベルク(BW)州でインダストリー4.0に取り組んでいる団体「Allianz Industrie 4.0 Baden-Württemberg(以下Allianz I4.0)」と産業向けIoT(インダストリアルIoT:IIoT)推進で連携する合意文書(MoU)に調印しました。この合意に基づき、IVIとAllianz I4.0は日独相互でインダストリー4.0に関する情報交換、互いの活動への相互参加などを通じ、両者が連携できる分野で協力していきます。
IVIとAllianz I4.0は、以下の活動で連携することに合意しました。
- 保有する技術や知見の情報交換
- ユースケースの交換
- 企業間の交流や連携の促進
- その他、両者が協力できる分野での幅広い活動
Allianz Industrie 4.0 Baden-Württembergスポークスパーソン Manfred Wittenstein氏からのメッセージ:
インダストリー4.0はスマートマニュファクチャリング、ロボティクス、AI、IoTなどを含む進歩を原動力としています。IVIとAllianz I4.0の連携により、両国の産業の強みを一つにすることができます。私たちは、IVIという信頼のおける強いパートナーを持ち嬉しく思います。この連携により、我々はデジタル革命における主導的な位置を守ることができると信じています。
IVI理事長 西岡 靖之からのメッセージ:
Allianz I4.0とはこれまでにもワークショップ共催などを通じ、交流を行ってきました。BW州と日本は産業構造が類似しており、第四次産業革命を担う団体として両者が取組むべき課題や経験を共有することには大きな価値があります。Allianz I4.0との連携により、お互いの会員企業間の交流を始めとして、日独間の協力関係をダイナミックに推し進められることを期待しています。