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IVIニュースレターNo.27(2019/7/8)

 IVIも新年度から3か月が経過し、この間、平成から令和に時代が移る中で活動が本格化しています。今年度の業務シナリオWGも立ち上がりつつあり、さらに「ものづくりデータ取引」への取り組みも本格化しつつあります。
 令和元年もIVIにご注目ください。


≪ 「ものづくりデータ取引」セミナー報告 ≫

 7月2日(火)午後、東京・市ヶ谷のTKP市ヶ谷カンファレンスセンターで「ものづくりデータ取引」プロジェクト説明会を開催しました。説明会の会場には81人の来場者が詰めかけ、東京会場の内容をネット中継した名古屋会場(ブラザーミュージアム)では15人が参加しました。東京会場は前方に設けた関係者席を除いてほぼ満席という状況で、同プロジェクトに対する産業界の関心と期待の高さをうかがわせました。

 説明会では渡部裕二事務局長がIVIとその活動内容を紹介し、続いて西岡靖之理事長がものづくりデータ取引やCIOFの概要、ステークホルダー別のビジネスモデル、今後のスケジュールなどについて詳しい説明を行いました。CIOFとはConnected Industries Open Framework の略で、政府/経済産業省が進めるコネクテッドインダストリーズ(コネイン)対応のプラットフォームを作るプロジェクトです。参加者は、CIOFがどういったもので、ブロックチェーンを使った新しいデータ取引の仕組みがいつ本格的に商用化され、どういったビジネス上のメリットがあるのか、といった部分について熱心に聞き入っていました。

会場の様子

資料公開中:
https://iv-i.org/wp/ja/2019/06/27/ciof_seminar/


≪ 独IDSAサミットでIVIをPR ≫

 2018年10月15日にMoUを結んだ団体、IDSA (Industrial Data Spaces Association)が主催する公開イベント、2nd IDSA Summit(2019年6月25、26日、独・ボン)に参加、講演、及びパネル討論に登壇しました。これは、IDSAから国際セッションの中で日本の動向について紹介してほしいという求めに応じたものです。IDSA CEO(Lars Nagel氏)が司会進行した本セッションには、IVIのほか、欧州委員会、Platform Industrie 4.0、オランダの団体が登壇し、IDSA Chairman(Reinhold Achatz氏(thyssenkrupp))、Board Member(Ulrich Ahle氏(FIWARE Foundation CEO))のIDSA幹部をはじめ、150名程度の聴衆が参加しました。

 IVIは、”Connected Industries Open Framework (CIOF) for Manufacturing in Japan”というタイトルで、IVI、及びIVIが推進する産業データ交換・連携の先進的フレームワークCIOFの取組み、及びユースケース事例に関して紹介を行いました。CIOFは、IDSAが進める産業データ連携のアプローチとも共通性が高く、また、既に3つのユースケース実装事例が存在することから注目を集め、講演後、複数の聴衆から詳しい説明を求められるとともに、IDSA幹部からも講演実施への謝意を受けました。

 今回の講演は、IVI-IDSAとの今後の連携を進めるにあたり、良い機会となりました。


≪ IVI 最近の記事 ≫

 西岡理事長が寄稿しました。是非ご一読ください。
(1)「日立総研」vol.14-1
 【特集】中小企業のデジタル・トランスフォーメーション
 p.24「ものづくり中小企業を中核とした デジタル・トランスフォーメーションの実現方法」
http://www.hitachi-hri.com/journal/vol14_01.html

(2)日経BP総研の「ものづくり未来図」
 「製造業のメガプラットフォームは日本から」
https://project.nikkeibp.co.jp/atclmono/vision/062500032/


≪ IVIつながるものづくりアワード2019 ≫

 1年を通して活動する業務シナリオWG。毎年、優秀な活動に対して表彰を行っています。2018年度に活動した19のWGの中から4つのWGが選ばれました。

【最優秀賞】
No.4A02「発展的かつ継続的なデータの収集と分析」
 実施企業:◎CKD、 マイクロネット、日本電気、ナ・デックス、伊藤忠テクノソリューションズ、トヨタ車体、インテック、ジェイテクト

【優秀賞】
1)No.4B01「センサーデータ活用による誰でも出来る予知保全と品質管理」
 実施企業:◎ミスズ工業、スギノマシン、京セラ、東京エレクトロンデバイス、パロマ、パナソニック デバイスSUNX、コンピュートロン、日立産業制御ソリューションズ、日本電気、YKK、特殊金属エクセル、パナソニック、日本精工、トヨタ車体

2)No.4C01「ロボット設備の運用フェーズでの簡易化・効率化」
 実施企業:◎安川電機、パナソニック、不二越、オムロン、日本オートマチックマシン、銭屋アルミニウム製作所、 富士通、日本電気、東芝

3)No.4E01「部品輸送トラックの位置把握と輸送時間の実績取集による最適化」
 実施企業:◎マツダ、シュナイダーエレクトリック、日本電気、トヨタ自動車、日立製作所

◎:ファシリテーター
詳細はこちら:
https://iv-i.org/wp/ja/2019/06/07/award2019/
各WGの内容はこちらから:
https://iv-i.org/wp/ja/2019/01/30/ivi_2019_symposium_spring_/


≪ 今年度の各委員長より(1) ≫

 2019年度も引き続き次の4つの委員会を常設して活動しています。
   ・総合企画委員会
   ・ビジネス連携委員会
   ・プラットフォーム委員会
   ・教育普及委員会
  各委員長からそれぞれの活動と抱負を述べていきます。今回は総合企画委員会です。

総合企画委員会:冨田 浩治 委員長
 昨年度の活動を踏襲し、IVI事務局と協力して、総務、広報(Webサイト、メルマガ、講演)、企画の仕事をしていきます。昨年度から開始した先進研究分科会では、約1年間の活動の成果も見えてきました。この活動をさらに活性化し、成果の有効活用を目指します。
 近日、各分科会メンバの再募集及び新たな分科会の立ち上げを募集します。 昨年度、研究分科会活動に参加しなかった方も参加してみてはどうでしょうか。 IVI活動の新たな広がりを実感できます。
 IVIの新たな活動の企画提案・現状へのご意見をお願いします。IVIを影で支えたり、新たな企画を考えて実践したりしたい方、メンバ又はオブザーバでの参加を歓迎します。是非、ご一報ください。


≪ IVI公開シンポジウム2019 -Spring- 振返り ≫

 「IVI公開シンポジウム2019 -Spring-」を3月14・15日(木・金)に東京 京王プラザホテルで開催しました。恒例となった2日間高密度プログラムで、多岐にわたる話題を提供しました。
 「スマートシンキングが拓くものづくりの未来」をテーマに、初日はデータ活用にまつわる知財、データガバナンスなどの大きなテーマや、製造IoTプラットフォームに関するパネルディスカッションとデモンストレーションなど、
そして、2日目は19テーマの業務シナリオそれぞれの成果発表が行われました。2日間で延べ740名の方に参加いただきました。

・概要、当日発表資料
https://iv-i.org/wp/ja/2019/01/30/ivi_2019_symposium_spring_/

・当日の様子

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編集部から
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 IVIの先進研究分科会やプロモーション、そして会員に対するサポート全般(別名 駆け込み寺)を担う、総合企画委員会。委員長が昨年度の根井さんから、冨田さんに代わりました。
 拡がり続けるIVIのスコープの兵站を担うべく、モチベーション高く活動をしていきます。
 今年度もよろしくお願いします。

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【IVI総合企画委員会】
委員長 冨田 浩治、IVIニュースレター編集担当 木村 和生

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